こんにちは!
子どもの個性を羽ばたかせる訪問保育士の小西なつきです。
今日は子どもの
「甘え」と「わがまま」について考えてみましょう。
このテーマはとても難しく、
保育のプロでも迷うことがあります。
でも、子どもの成長にはとても大切なことなので、
少しでもわかりやすくお話ししますね。
甘えとわがままの違いとは?
まず、甘えとわがままの違いを簡単に説明します。
- 甘え:愛情を確認するための行動
- わがまま:自分の欲求を満たすための行動
言葉にすると少し難しいですが、
要するに、甘えは
「ママやパパが自分を大切に思ってくれているか確認したい」という気持ちです。
一方、わがままは
「今すぐこれが欲しい!」という要求です。
甘えは信頼の証
私は訪問保育士(ベビーシッター)として、
たくさんの家庭で子どもたちと接しています。
その中で、
子どもの甘えは信頼している人にしか見せない行動だと感じています。
子どもが甘えてくるとき、
「この人なら自分を受け入れてくれる」と信じているからこそ、そういう行動ができるのです。
だから私は、子どもが甘えてきたときには
「信頼してもらえてうれしいな」と感じながら、できるだけ受け入れるようにしています。
甘えを受け入れるとわがままになる?
「甘えを受け入れると、子どもがわがままになるのでは?」と心配する方もいるかもしれません。
例えば、
- 「これ買って!」
- 「今じゃなきゃ嫌だ!」
といった要求は、
確かにわがままに見えることもあります。
でも、ここで大切なのは
愛情確認の甘えと欲求のわがままを区別することです。
甘えはできる限り受け入れてあげよう
子どもが甘えるのは、
ママやパパともっとつながりたいという気持ちの表れです。
できるだけ甘えを受け入れてあげることで、
子どもは「この人は自分を大切にしてくれる」と感じ、親に対する信頼感が深まります。
もちろん、すべての要求を受け入れるのは難しいこともあります。
そんなときは、
- 「今日は無理だけど、また今度にしようね」
- 「今はできない理由を説明する」
といったように、しっかりと理由を伝えると良いでしょう。
子どもは話を聞いてくれるものです。
ただ「ダメ」と言うだけでなく、
なぜダメなのかを説明することで、子どもも納得しやすくなります。
わがままとの違いを見極めよう
「甘え」を受け入れることと、
「わがまま」をすべて許すことは違います。
愛情確認の甘えは受け入れつつ、
わがままな要求には時には断ることも必要です。
子どもは少しずつ我慢する力も身につけていきます。
子どもが甘えてきたとき、
「今は無理だけど、気持ちはわかるよ」と伝えてみましょう。
そうすることで、子どもも少しずつ理解し、成長していきます。
甘えられる場所を作ろう
子どもにとって、安心して甘えられる場所はとても大事です。
甘えを受け止めることで、
親子の信頼関係は強くなります。
甘えさせることは甘やかすこととは違うので、
安心して子どもの甘えを受け止めてくださいね。
まとめ
子どもの甘えは、愛情を確認するための大切な行動です。
わがままと甘えの違いを理解し、
甘えはできるだけ受け入れてあげることで、親子の絆は深まります。
子どもが安心して甘えられる環境を作ることが、成長にもつながります。
「子どもの甘えやわがままの対応がわからない」とお悩みのママへ
いろはの訪問保育サービスでは、
子どもへの接し方や甘えの受け止め方についてもサポートしています。
お母さんと一緒に、
子どもの成長を見守るお手伝いをしていますので、
ぜひお気軽にご相談ください!
それでは、
今日も子どもとともに笑顔溢れる1日を^^
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