こんにちは!
子どもの個性を羽ばたかせる訪問保育士の小西なつきです
今日のブログでは
「自立」と「自律」についてお伝えしたいと思います。
子育てのゴールは「自立」?それとも「自律」?
皆さんは、子育てをするうえで大切にしていることは何ですか?
普段はあまり考えないかもしれませんが、
私は保育をする中で「 自律を目指す 」ことを大切にしています。
「自立」ではなく、
「 自律 」です。
自立とは?
まず、「自立」とは何でしょう?
自立は 「誰の助けも借りずに、すべて自分の力で物事を行うこと」 です。
例えば
- 「春から自立して生活する」
- 「年齢以上に精神的に自立している」
こういった表現で使われますが、
これを小さな子どもに求めるのは無理がありますね・・。
生まれて間もない子どもに
「自立」を期待するのは、
さすがにハードルが高すぎます。
自立の反対語は「依存」 です。
親子が互いに依存し合うと、
子どもの自立や自律は育ちにくくなります。
自律とは?
では、「自律」とはどんな意味でしょうか?
自律は 「自分の決めたルールや目標に従って、自分の行動をコントロールすること」 です。
例えば
- 「毎朝6時に起きる」
- 「決めたことを最後までやる」
このように、
自分自身で考え、行動する力 が「自律」です。
子どもの目指すところは、
まずはこの「自律」にあると思いませんか?
目標を一緒に決め、見守ることが大切になるのです。
自律の反対語は「他律」 です。
これは、人に言われるままに動くことを指し、主体性がなくなってしまいます。
小さいうちは「自立」よりも「自律」
「自立」は、子どもが大きくなってからで十分です。
小さいころは「自律」を育てることが大切です。
子どもが強く生きていくためには、
大人が愛情を持って見守ることが重要です。
子どもたちが自律心を持てるよう、
周りの大人がサポートしてあげましょう。
やりすぎないサポートがポイント
「子どもだから、何でもやってあげないと」
そう思って、親が先回りしてしまうこともありますね。
もちろん、子どもは助けてもらえると楽なので、
つい親に頼りたくなります。
でも、これでは 自律心 は育ちません。
親が「私がやらないと」と思い、
子どもが「ママがいないとできない」と感じるようになると、
互いに依存し合う関係になってしまいます。
子どもを信じて、
少し距離をとって見守ることが大切です。
そうすることで、
子どもは自分で考え、行動する力を身につけます。
まとめ
「自立」と「自律」の違いについて理解していただけたでしょうか?
小さいころは、
まず「自律」を育てることが大切です。
子どもは、
見守られ、認められることで大きく成長します。
そして、
子ども自身が本来持っている 生きる力 は、
とても素晴らしいものです。
親は、子どもの力を信じて、
ゆっくりと自律心を育んでいきましょう!
子育ての中で忙しくてなかなか手が回らないときもありますよね。
そんなときは、いろはの訪問保育サービスでは
お子様の育みを細やかにサポートいたします!
ぜひぜひお気軽にご相談くださいね。
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