母と子の間に必要な信頼関係とは?

 

こんにちは!
子どもの個性を羽ばたかせる訪問保育士の小西なつきです。


あなたは、
親と子の「信頼関係」について考えたことはありますか?



今回は、
私が見かけたある親子の話をもとに、
この大切なテーマについてお話ししたいと思います。

母子の信頼関係について考えよう

喫茶店で見かけた親子

先日、私はカフェでパソコン作業をしていました。


そのとき、
私の隣の席に赤ちゃんを抱っこしたお母さんと、
3歳くらいの男の子(以下、Aくん)が座りました。


Aくんは元気いっぱいで、やんちゃそうな様子でした。

母子は注文を済ませたあと、
お母さんはすぐにスマートフォンを取り出し、
何かを見始めました。


Aくんと会話することもなく、
スマートフォンに集中しているお母さんの姿がありました。

お母さんの気を引きたいAくん

お母さんがスマートフォンを見続けていると、
Aくんは少し寂しそうな様子で、お母さんの気を引こうとし始めました。

「これ、何?触っていいの?」
と言いながら、テーブルにあった塩をいじろうとしたり。


「ねえ、アイス遅い!言ってくる!」
と言って立ち上がってみたり。

寝ている赤ちゃんをつついてみたり。

お母さんは、スマートフォンを見たまま、
「もうすぐ来るよ」
「ちゃんと座ってないから来ないんじゃない?」と声かけをするだけです。


Aくんの様子に
しっかりと目を向けているわけではありませんでした。

しかし、
Aくんが何度もいたずらを繰り返すと、
ついにお母さんはついに怒ってしまいます。


厳しい口調で
「もう、いい加減にして!頭おかしいんじゃないの?!」
と叱りつけてしまいました。

子どもはなぜ信頼を感じられないのか?

Aくんはただ
お母さんにかまってほしかっただけかもしれません。


しかし、
お母さんがずっとスマートフォンに夢中で、
Aくんの気持ちを受け止めていないようでした。

子どもは信頼している人を困らせたり、
怒らせたりするようなことはあまりしません。


Aくんがこのような行動をする背景には、

「お母さんが自分を見てくれない」
「自分は愛されていないのでは」と感じている可能性があるのです。


Aくんの行動は、
お母さんへの信頼が十分でないことの表れかもしれません。


なぜなら、お母さんは以下のような行動をしていました。

  1. Aくんの話をじっくり聞いていない
  2. 赤ちゃんのほうに注意を向けている
  3. スマートフォンを優先している
  4. Aくんが楽しんで待つ工夫をしていない

 

これでは、Aくんが
「自分は大切にされていない」と
感じてしまっても仕方ないのかもしれません。

信頼関係を築くためにできること

もしお母さんがスマートフォンを置いて、
Aくんとの会話を楽しんでいたら、
Aくんももっと安心してお母さんと過ごせたかもしれません。


赤ちゃんが寝ている間は、
特にAくんとの時間を大切にするチャンスです。

子どもにとって、
親と一緒にいる時間はかけがえのないものです。


親が自分の話を聞いてくれる
自分に関心を持ってくれる

そう感じることで、信頼が生まれます。

親子関係において
「信頼関係」はとても大切です。


子どもに対する言葉がけや、
子どもと向き合う時間をしっかり作ることで、
「ママは自分の味方だ」と思えるようになります。

まとめ

親と子の信頼関係は、
子どもが安心して成長するための大切な基盤です。


Aくんのように、
親の気持ちを引こうとする行動は、
子どもが信頼を感じられていないサインかもしれません。


もし、
「子どもがなかなか話を聞かない」
「イタズラが増えた」と感じることがあれば、
子どもとの時間を見直すきっかけにしてみてください。

子どもが安心できるように、
親子の信頼関係を少しずつ築いていくことを心がけましょう!

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