こんにちは!
子どもの個性を羽ばたかせる訪問保育士の小西なつきです。
今日は、化学物質についてお話しします。
私たちの生活と化学物質
みなさんは、普段の生活でどれくらい化学物質が使われているか、考えたことがありますか?
最近、先進国では発達障害が増えていると聞きます。
一昔前にはそれほど問題になっていなかったのに、
どうしてこんなにも増えているのでしょうか?
さらに、
乳がん、前立腺がん、不妊症、生殖異常などの病気も増加している現状です。
その原因のひとつに、
人工化学物質の急増があります。
現代ではなんと10万種類以上の化学物質が使われており、
毎年新たに1000種類が市場に出ているのです。
しかし、
安全性がしっかり確認されていないものも多く、
私たちの生活に潜んでいることを知ると驚かされます。
子どもたちへの影響
特に、妊婦さんや子どもには化学物質の影響が大きいことがわかっています。
知らず知らずのうちに
化学物質を体に取り込んでしまうと、
私たちだけでなく、子どもや孫の世代にまで影響を及ぼすことがあるんです。
脳神経の発達にも悪影響を与える可能性があります。
今の時代、化学物質を完全に避けるのは難しいですが、
少しでも意識することでリスクを減らすことができるはずです。
ここでは、特に気をつけたい代表的な化学物質をご紹介します。
注意したい化学物質
1. 難燃剤
- 含まれている製品:家具、カーペット、カーテン、ソファ、子ども服、電子機器など。
- メリット:火災を防ぐ。
- デメリット:体内に蓄積し、脳に悪影響を及ぼす。
難燃剤は少しずつ溶け出して体内に蓄積され、血液や母乳からも検出されています。家庭での使用には注意が必要です。
2. 有機フッ素化合物
- 含まれている製品:フライパン、シミ防止カーペット、革製品など。
- メリット:焦げ付かず、お手入れが簡単。
- デメリット:発がん性、先天異常のリスク。
妊娠中の使用は特に危険です。フッ素加工のフライパンは高温で有害物質が発生するので、低温で使用するようにしましょう。
3. 染毛剤(ヘアカラー)
- 含まれている製品:ヘアカラー。
- メリット:おしゃれや個性を表現できる。
- デメリット:発がん性のリスク。
妊娠中の使用は特に注意が必要です。母親の頭皮から体内に入り、胎児に影響を与える可能性があります。
4. ナノ物質
- 含まれている製品:日焼け止め、化粧品、電子機器、タイヤなど。
- メリット:便利な機能を提供。
- デメリット:遺伝毒性、発がん性のリスク。
ナノ物質は非常に小さいため、毒性が高まることがわかっています。日本では表示義務がないので注意が必要です。
5. プラスチック製品
- 含まれている製品:食品包装、お菓子の袋、ペットボトル、紙オムツなど。
- メリット:軽くて便利。
- デメリット:発達障害のリスク(ADHDや男児の生殖器発育不全)
電子レンジでプラスチック容器を加熱するのは避けましょう。
化学物質が溶け出して体に入ってしまいます。
まとめ
私たちの身の回りには、
目に見えない危険な化学物質が意外と多く潜んでいます。
すべてを避けるのは難しいかもしれませんが、
少し意識して減らすことはできます。
このブログでお伝えしたかったのは、
恐怖を煽ることではなく、正しい情報を知り、
日々の生活で少しずつ改善できるヒントを提供したいという思いです。
私自身も保育に関わる者として、
将来の子どもたちのために発信しています。
ぜひ意識して日々の生活にお役立てください!
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