こんにちは!
子どもの個性を羽ばたかせる訪問保育士の小西なつきです。
今日は、
いくら注意しても走り回ってしまう子どもの心理や、
その対策についてお話しします。
子どもが走ってしまう理由
街中で子どもが走り回っているのを見かけることがあります。
親は「走らないで!」と注意するものの、
なかなか止められずイライラしてしまうこともありますよね。
どうして子どもは走ってしまう?
それは、
楽しいから!
体を動かしたいから!
友達や兄弟と遊びたいから!
とてもシンプルですよね!(笑)
子どもにとって、
遊ぶことは「仕事」みたいなもの。
なので、
「なぜお母さんが怒っているのか」が理解できないのです。
子どもは「いけないこと」と理解できない
お母さんが注意しても、
子どもは「どうして走ってはいけないの?」と
不思議に思っていることがあります。
特に、公園では走ってもいいのに、
街中ではなぜダメなのか、説明がなければわかりません。
どうやって伝える?
次のように説明することで、子どもも理解しやすくなります。
1.出かける前に話し合う
●今日はどこに行くのか
●どんな約束事があるのか
(手をつなぐ、人がいる場所では走らないなど)
●「約束を守れなかった時はどうするか」を一緒に決める
2.理由を伝える
「人がたくさんいるから、ぶつかってしまうかもね」
「小さい子にぶつかったら、きっと泣いちゃうよ」
「おじいちゃんやおばあちゃんにぶつかったら、びっくりさせちゃうかも」
こうやって具体的に理由を説明することで、
子どもも納得しやすくなります。
3.約束が守れなかったら?
約束を守れなかった時も、
事前にどうするかを決めておきましょう。
- すぐにお家に帰る
- 今日はお気に入りのおもちゃで遊ばない
- テレビの時間がなくなる
ただし、脅しやご褒美ではなく、ルールとして伝えることが大切です。
子どもが走り続ける場合は?
「だめ!」
「危ない!」
「走らないで!」
そう言っても、子どもには響かないことが多いです。
その代わりに、
次のように肯定的な言葉を使ってみてください。
「みんな歩いてるね。〇〇ちゃんも一緒に歩こう」
「約束を守れて素敵だね!、うれしママ嬉しいよ」
否定的な言葉ばかりだと、
子どもは反発しやすくなります。
肯定的に伝えると、
子どもも素直に行動しやすくなります。
子どもの成長段階を理解することも大切
子どもは、まだ成長の途中です。
社会のルールや約束事も、
何度も繰り返して覚えていきます。
一度でできなくても、それが普通です。
「何回も言ってるでしょ!」と
イライラすることもあるでしょうが、
子どもは少しずつ学んでいます。
親としては、
できないこと、よりも
できることを増やしてあげるサポートが大切です。
まとめ
子どもが走り回るのには理由があります。
しっかりと説明して、納得させることで、
子どもも少しずつルールを守るようになります。
親自身が柔軟に考え、
子ども目線で対応することで、親子関係も良くなっていきますよ。
「子どもが外で走り回ってしまう」「何度言っても言うことを聞いてくれない」と悩んでいるママへ
いろはの訪問保育サービスでは、
経験豊富なスタッフが子どもの行動をサポートし、
親子で楽しい時間を過ごせるようお手伝いします。
ぜひ、お気軽にご相談くださいね!
それでは、
今日も子どもとともに素敵な1日を☆
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